海外の仮想通貨取引所は、取り扱い通貨数が豊富だったり最大レバレッジが高かったりなどと、国内の仮想通貨取引所と比較したときのメリットが多いです。
しかし、どの取引所がおすすめなのか、安全性はどうなのかといった部分に疑問を持たれて、中々海外の仮想通貨取引所に手が出せない状態でいるのではないでしょうか?
そこで、海外の仮想通貨取引所をランキング形式で紹介していきたいと思います。
おすすめ7選!海外の仮想通貨取引所のランキング
1位 MEXC(旧MXC)
MEXC(旧MXC)の特徴としましては
- 取り扱い通貨数が非常に多い
- 通貨の上場スピードが速い
- 先物取引の流動性が高い
- 独自トークン『MX』がある
- 対応しているブロックチェーンが多い
- 他の取引所や多数のブロックチェーンプロジェクトと提携済
①取扱通貨が一番多い
MEXC(旧MXC)は、取り扱い通貨数が他の仮想通貨取引所と比較しても、非常に多いのが特徴です。
R4年時点で、1,100種類以上の仮想通貨が上場しています。
②独自トークン『MX』がある
MXトークン (MX) という取引所独自のトークンを発行しています。
MXトークン (MX) を利用または保有すると、以下のような特典を受け取ることができます。
- 取引手数料が20%割引される
- IEOに参加できる
- エアドロップイベントに参加できる
- 上場させたい通貨に投票できる
- DeFiやステーキングサービスを利用できる
③他の取引所や多数のブロックチェーンプロジェクトと提携済
MEXC(旧MXC)は、日本人にも人気の海外取引所であるbybit(バイビット)と提携しており、それぞれの取引所の独自トークンを互いに上場させるなどの関係を築いています。
2位 Paxful(パックスフル)
Paxful(パックスフル)の特徴としましては
- 日本円が対応している
- 決済手段が300種類以上
- 無料ウォレットの入手ができる
①日本円が対応している
海外の仮想通貨取引所はだいたい日本円が対応しておりませんが、Paxful(パックスフル)は日本円が対応しています。
②決済手段が300種類以上ある
300種類ともなれば、私たちが普段利用している決済手段のほとんどに対応していることとなります。
銀行口座やクレジットカードはもちろん、PayPalやギフトカード、デジタル通貨など、実に豊富な手段が選択可能です。
3位 bybit(バイビット)
bybit(バイビット)の特徴としましては
- 最大レバレッジが100倍と高めで資金効率が良い
- セキュリティ対策が強固
- PCだけでなく使いやすいスマホアプリもある
- 取引手数料が安い
- 近年では取り扱い通貨の増加や現物取引にも注力
- 追証なしのゼロカットシステムを採用している
①追証なしのゼロカットシステムを採用している
レバレッジ取引で大きな損失を受けると、通常は追証を求められます。
仮想通貨取引所でも、国内の取引所は金融庁の規定により追証を設けています。
しかし、bybit(バイビット)は、そのような規定がない国の取引所なので、追証による追加の支出の心配がありません。
bybit(バイビット)は最大レバレッジ100倍なので、損失リスクが多いイメージです。
しかし、ゼロカットシステムを採用していることにより、証拠金以上の資金が必要ないのはユーザーにとって大きな利点になります。
②最大レバレッジが100倍と高めで資金効率が良い
通常のFXでも国内では最大レバレッジが25倍なので、bybit(バイビット)がいかに破格のサービス内容かお分かりいただけるでしょう!
しかも、ゼロカットシステムを採用しているので、少ない金額で多くの利益を出せるチャンスです!
③取り扱い通貨の増加や現物取引にも注力
bybit(バイビット)は、話題の通貨を積極的に上場させたり、現物取引に対応したりするなど、初心者にも使いやすい取引所になっています。
ですので、初心者から上級者まで、おすすめできる海外の仮想通貨取引所になっています。
4位 FXGT(エフエックスジーティー)
FXGT(エフエックスジーティー)の特徴としましては
- 業界最大のレバレッジ1,000倍
- 追加証拠金が必要ない
- 取引手数料が安い
- 日本語対応している
- 分別管理・1億ユーロ賠償責任補償に加入している
①レバレッジが業界最大の1000倍
FXGT(エフエックスジーティー)の最大の特徴は、なんと言ってもレバレッジ取引で最大1,000倍まで掛けられることです。
これは業界最大のレバレッジになっています。
レバレッジを1,000倍掛けられるということは、2万円の資金で2,000万円のポジションを持つことができます。
そのため、少額の資金で大きな利益を狙うことが可能です。
②追加証拠金が必要ない
FXGT(エフエックスジーティー)は、追加証拠金がないので、安心して最大1000倍のレバレッジ数でかけることもできます!
③分別管理・1億ユーロ賠償責任補償に加入している
FXGT(エフエックスジーティー)は、顧客の資金と分別管理をしていますので、もし1000倍でかけた場合で大きいな利益が出た場合も安心して出金対応ができます。
また、FXGT(エフエックスジーティー)自体が最高1億ユーロまでカバーできる賠償責任保険に加入しているので、顧客・第三者による不作為・過失・詐欺といった不正による金銭的損害にはしっかり対応できます。
5位 Binance(バイナンス)
Binance(バイナンス)の特徴としましては
- 取り扱い通貨が非常に豊富
- 取引手数料が安い
- 取引量、ユーザー数が世界1位
- 取引初心者でも利益を出しやすい
- 取引画面が使いやすく直感的に操作できる
- セキュリティレベルが高い
- 独自トークンのバイナンスコイン (BNB) の将来性が高い
①取扱通貨が豊富
Binance(バイナンス)は、国内取引所よりも取り扱い通貨数が豊富なことです。
Binance(バイナンス)の口座ひとつでさまざまな通貨に投資できます。
国内取引所Coincheck(コインチェック)の取り扱い通貨数は15種類程度なのに対し、Binance(バイナンス)の取り扱い通貨数は370種類以上で圧倒的な数字を誇ります。
②独自トークンのバイナンスコイン (BNB) の将来性が高い
Binance(バイナンス)を使う上でバイナンスコイン (BNB) の保有は必須ではないのですが、保有すると次のようなメリットがあります。
- 取引手数料をバイナンスコイン (BNB) で支払うと現物取引で25%、USDⓈ-M先物取引で10%割引される
- バイナンスコイン (BNB) 保有数と30日間取引高のレベルに応じて、取引手数料が割引される
- ローンチパッドの参加権や支払い通貨として使える
また、バイナンスコイン (BNB) 自体の価値も年々高まってきています。
初めて発行された2017年から、価値は9306倍になっており、時価総額ランキングは4位まで上昇しています。
6位 coinbase(コインベース)
coinbase(コインベース)の特徴としましては
- ナスダック市場への上場
- 世界に誇るセキュリティー
- 利用者数が圧倒的に多い
- アプリの提供
①世界に誇るセキュリティー
coinbase(コインベース)は、2012年の創業以来一度もハッキングされた実績がなく、世界最高レベルのセキュリティーを実現しています。
②アプリの提供
coinbase(コインベース)は世界最大規模の仮想通貨取引所なので、膨大なデータ量と顧客特性などを活かしたアプリの開発をしました。
アプリを起動してからわずか数タップで仮想通貨の購入が完了します。
また、暗号資産の機能、買い方、最新情報、注意点などをアプリで学ぶことができ、定期購入などの便利機能も利用することができます。
海外仮想通貨取引所の選び方・確認すべきポイント
上記で海外の取引所のおすすめをランキング形式で紹介しましたが、実際にどのポイントを意識しながら比較したり海外取引所を選ぶべきなのかはっきりと分からないと思います。
そこで確認すべき5つのポイントを紹介していきますので参考にしてみてください。
- 取り扱っている仮想通貨数
- 流動性が高く、取引量が多い
- 手数料が安い
- 使いやすさ(日本語対応、サポート体制など)
- セキュリティが高い
①取り扱っている仮想通貨数で選ぶ
海外取引所を選ぶ際の重要なポイントとして、扱っている通貨数があります。
国内取引所が約10種類の取扱数に対して、MEXC(旧MXC)では1100種類以上の仮想通貨を取り扱っています。
最近話題になっているNFT銘柄やメタバース銘柄を買いたいと思っても、国内取引所だと取り扱いがほとんどないので、海外の取引所を利用することになります。
②流動性が高く、取引量が多いので選ぶ
選んだ海外仮想通貨取引所での、取引量が少ないと取引自体が成立しづらいというデメリットがあります。
海外仮想通貨取引所では、ユーザー同士で仮想通貨の売買を行う板取引が主流です。
板取引では、仮想通貨を売りたいユーザーと買いたいユーザーをマッチングさせて取引を成立させます。
なので、取引を成立しやすくするためにも、利用者が多くて流動性が高いというのは取引所を選ぶ際に大切なポイントになります。
なお、海外取引所は、国内取引所と比較しても圧倒的に取引量が多いので、その点はメリットになります。
③手数料が安いのを選ぶ
手数料にはさまざまな種類がありますが、取引するための手数料はもちろんのこと、仮想通貨を送金するときの手数料や入金手数料などがあります。
取引所ごとに手数料は違いますので、口座開設をする前にチェックしておきたいポイントになります。
④使いやすさで選ぶ
海外取引所の使いやすさで押さえておきたいポイントは、取引画面が日本語対応しているかどうかは重要です。英語が苦手な方であれば、なおさら必要になるかと思います。
また、外出中に値段をチェックしたり、注文したりすることもありますので、スマホアプリがあるのかも押さえるべき点になります。
⑤セキュリティが高いかで選ぶ
大事な資産を預けるので、セキュリティ面もしっかりと押さえておきたいポイントになります。
選ぶポイントとしては第一位と言っても過言ではないかもしれません。
なぜなら、ハッキングをして仮想通貨を奪うという事件はどこの国でも起きているからです。
日本でも過去に、580億円相当の仮想通貨が盗難された「コインチェック事件」があります。
国内の取引所と何が違うの?
海外取引所と国内取引所の違いのポイントは、圧倒的に取り扱い通貨数が違うことです。
国内取引所の取り扱い仮想通貨数が10種類程度に対し、世界最大規模の仮想通貨取引所BINANCEでは、400種類以上の通貨を取り扱っています。
また、高いレバレッジで取引できるのも特徴の一つであり、少ない元手の方でも大きなリターンを狙って取引できます。
日本語対応が少ない
国内取引所は、日本語対応しているので、海外取引所の取引画面よりも使いやすいことはもちろんのこと、電話サポート対応の取引所もありますので、安心して利用できます。
海外取引所の場合、BybitやBINANCEの取引所で日本語対応しています。
ただし、日本語対応していない取引所も一定数存在します。
英語表記のみだと使いづらさを感じてしまいます。
日本円が入金できない
また、海外取引所には、日本円が入金できないことにも注意してください。
海外取引所で仮想通貨の売買を始める際は、国内取引所で仮想通貨を購入し海外取引所へ送金します。
おすすめの国内取引所ビットポイント(Bitpoint)はこちら
そして、送付された仮想通貨を使用して、新たな仮想通貨を買ったり、売ったりできます。
ー | 国内取引所 | 海外取引所 |
---|---|---|
取り扱い通貨数 | 10数通貨程度 | 100種類以上 |
レバレッジ | 2倍固定 | 20倍-100倍程度 |
日本語対応 | ◎ | △ |
取引手数料 | 高め | 安め |
日本円入金 | 可能 | 不可 |
仮想通貨取引所についてのQ&A
仮想通貨取引所について多く寄せられている質問や疑問についてQ&A形式で紹介していきます。
Q1海外の仮想通貨取引所を使うとリスクがある?
海外の仮想通貨取引所を使うとリスクがあります。
日本国内からの利用が制限されたり、ハッキングにより取引所の資金が抜かれたりする場合もあります。
本人確認しなくても取引できるので、トラブルに巻き込まれる可能性もゼロではありません。
また、FTXのように突然日本人の新規登録がストップされる場合もあります。
金融庁が、「無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等について」というページで開示しているように、金融庁に、無登録で暗号資産交換業を行うことは、資金決済に関する法律第63条の2の規定に違反します。
Q2仮想通貨取引所への入金と出金は日本円でできる?
結論、国内の取引所であれば仮想通貨取引所への入金・出金は、日本円でできます。
国内取引所に日本円を入金するときは、指定の銀行を使うと手数料が無料になる場合があるので活用してください。
Q3携帯だけで仮想通貨取引所に口座を開設できるの?
スマートフォンでの仮想通貨取引所での口座開設は可能です!
国内取引所の場合は、スマートフォンで本人確認することが多いので、逆にスマートフォンで開設した方が時短になります。
スマートフォンで入出金やトレードも可能なので、パソコンとスマートフォンの両方使いがおすすめです。
Q4おすすめの仮想通貨取引所は複数登録しても大丈夫?
仮想通貨取引所は複数登録しても大丈夫です。
リスク回避のために資産を分けて保管するのもおすすめです。
取引所ごとに上場している仮想通貨が異なり、独自のキャンペーンやIEOを行う場合もあります。
紹介した仮想通貨取引所をいくつか登録しておき、必要なときにすぐに使える状態にしておくと安心です。
Q5国内取引所と海外取引所どちらがおすすめ?
どちらがおすすめかというとはっきりとはお答えできません。
どちらにもメリットとデメリットが存在します。
ただ、初めて仮想通貨取引所で口座開設をして取引を行う方は、まずは国内の仮想通貨取引所からするのをおすすめします。
なぜなら、海外の仮想通貨取引所は危険性が高く、また金融庁に対して、無登録な状態で事業をおこなっている業者が多く存在しているのです。