北米の供給問題に対応!ビットコインマイニング機器のマーケットプレイス誕生

仮想通貨マイニングとステーキングを手がけるFoundry Digital(ファウンドリー・デジタル)は12月8日、ビットコインマイニング機器のマーケットプレイス「FoundryX」を開設したと発表しました。

Foundry Digital(ファウンドリー・デジタル)の事業開発担当バイスプレジデントのジェフ・バーキー(Jeff Burkey)氏は「機器メーカーからマイニング会社まで業界をリードする顧客とパートナー、そして適切な買い手と売り手を適切な価格でマッチングさせる市場知識とデータを当社は持っている」と述べました。

ファウンドリーはマーケットプレイス開設のために、マイクロBT(MicroBT)とビットメイン(Bitmain)の最新マイニング機器4万台以上を2022年までの即納分として確保し、当面の間は新品のみを提供するみたいです。

ステーキングとは?

冒頭で述べたFoundry Digital(ファウンドリー・デジタル)が手がけるステーキングについて存じ上げない方もいるかもしれないので、簡単に解説していきたいと思います。

ステーキングとは、特定の仮想通貨を保持することでその対価としてリターンを得ることができる仮想通貨プロジェクトの仕組みです。

特定の仮想通貨において、一定期間以上、特定額以上をホールド(動かせない状態にして預けておく)することで、その仮想通貨のコミュニティの意思決定やコンセンサスアルゴリズムの運用に寄与し、そのリターンとして一定の利率の仮想通貨を得ることができます。

ステーキングの4つのメリット

続いてステーキングのメリットについて解説していきます。

取引をしなくても仮想通貨の保有枚数が増える

ステーキングは仮想通貨を保持することで仮想通貨のネットワークのガバナンスに参加することができ、そして参加に対してリターンを得ることができます。

そのため、取引を実施することなく、仮想通貨の保有枚数が数%ずつ増加していきます。

何もしなくても枚数が増えるということは非常にメリットであるとも言えます。

利率が高く、資産が増えやすい

ステーキングの利率は仮想通貨の種類や取引所により異なりますが、通常約0.1%以上であることが多いです。

利率は取引所や時期によって変動しますが、平均して3~6%の年利を提示している取引所が多いです。

日本の大手銀行の普通預金の利率は非常に低いと言われているので、銀行の預金利率と比較すると非常に高いと言えるでしょう。

この利益率の高さを考えると、ステーキングは資産が増えるスピードが速いと言えます。

ブロックチェーンネットワークの構築に参加することができる

ステーキングはブロックチェーンネットワークにおけるブロックチェーンの生成作業で発生する仕組みです。

そのため、ステーキングはブロックチェーンネットワークの構築に参加することになります。

新事業マーケットプレイス「FoundryX」の背景

マーケットプレイス「FoundryX」は機器のアップグレードや事業拡大を検討している小規模~大規模のマイニング会社をターゲットとしているが小規模な個人事業者は対象としていない。

ただ、Foundry Digital(ファウンドリー・デジタル)は「だが我々は個人事業者にサービスを提供している複数の会社をサポートしている。我々は分散化ネットワークを支持している」とで述べている。

背景には、サプライチェーンの問題や世界的な半導体不足によって北米のマイニング事業者が、マイニング機器メーカーのあるアジアから機器をタイムリーに確保することが困難になっていることがある。

またファウンドリーは、一部の販売会社がマイニング機器の予約に多額の保証金を要求し、顧客にとっては状況がより厳しくなっていると指摘している。

新しいマーケットプレイス「FoundryX」はこうした問題を解決するために「アメリカベースの信頼性の高い流通市場」を通して、買い手と売り手を結びつけるとしている。

マーケットプレイス「FoundryX」の顧客メリット

Foundry Digital(ファウンドリー・デジタル)の広報担当者によると、顧客にとっての大きなメリットは『ニーズに応じて購入数や支払い条件をカスタマイズできる』ことみた意です。

一般的にマイニング機器メーカーは納入の半年以上前に、毎月の一定数以上の購入と多額の予約金を要求しているが、新しいマーケットプレイス「FoundryX」はより柔軟に対応するという。

11月には、個人のマイニング事業者がマイニング機器を販売できるリセール市場も登場。

同市場を開設したCompass MiningのCEO、ウィット・ギブス氏は毎月、数億ドルのマイニング機器が販売され、需要の高さを示していると述べた。

ファウンドリーは2021年、マーケットプレイス事業の開始に先立ち、すでに$1億2500万(約140億円)以上のマイニング機器を販売している。

BTC.comによると、ファウンドリーの北米を拠点とするビットコインマイニングプールはビットコインブロックチェーンのハッシュレートの約16%を占めている。